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ずっと眺めてられる光景

#薔薇 が夜空に向かって咲いてた🌹 なんかビオランテみたい🌹

話題の『アド・アストラ』を池袋レーザーIMAXで観てきました。これは感想が非常に難しい。 . 父の栄光と何事にも動じない強い心臓によってキャリアを積んできた主人公ロイ。しかし彼は家族を失い孤独の中で自分自身を保つことに葛藤していた。映画史上類を観ない、太陽系最端の海王星までのリアリティな宇宙探索がウリでありながら、このロイ演じるブラッド・ピットの表情の方が脳裏に刻まれる美しさ。言葉は少なく、虚無であるはずが、心の感情が滲み映し出される。IMAXスクリーンではそれがより鮮明に感じられました。 . ここからは解釈についての感想なので、鑑賞後に読むことをオススメします。 . . . まず我々はSF作品に多くの希望を抱きすぎている。それ故にこの映画は壮大にそれを裏切りましたね。でもここに込められたメッセージを僕はこう解釈しました。 . この物語のすべては、理想と現実の対峙。宇宙飛行士のロマンと惰性化。月面居住開拓の発展と戦争。生物実験の進化と過ち。未知なる生命探求の希望と絶望。未来も相変わらず秘密は隠蔽され続け、甘いセキュリティが崩壊を招く。足元を見れない人類は、映画が物語ってきたシナリオを、結果繰り返してしまう。生命は身の回りに常にあるのに、どうして愛することができないのか。 . ロイはそのことに父と再開することで気づくことができた。父に求める愛。常に受動的で承認欲求でここまでのキャリアと人生を構築してきた。家族を失っても父に認められるため。彼にとって父の生存は失った希望。意地でもすがり付き、辿り着いたにも関わらず、最後には彼は空っぽとなった。しかし自らの意思で帰還し、別れた妻との再開。ロイという男はようやく自らの愛で生きることを選んだ。これが本作のメッセージなのでしょう、きっと。男って不器用ですな、そこはよくわかります。 . しかしながら、少々現実離れした展開、観客の希望と乖離した進行、なかなか共感しづらい物語となってしまったのが残念なところ。『地球、最後の男』の方が同じテーマ性で共感する部分もあったし、半ば強引ながらも訴えるメッセージが観る側に理解を与えていたような気がしました。 . でも嫌いになれない。じわじわとぞわぞわと染み渡るような野心的なSFは大好物です。 . . 海王星、もっと観たかったなぁ。 . #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

買ってもらったハンカチ #ジブリ

あの興奮から20年、、、マトリックス 4DX記念上映を観てきました。 . 僕はマトリックスに青春時代の半分を奪われたほどハマってしまった少年でした。あの世界に飛びこびたい、むしろこの世界は本当にマトリックスなんじゃないかと思いこむほどに(笑) . 4DXは半分は真面目に飛び込むような感覚と、半分は笑ってしまうほどのアトラクションでした。いや、酷評ではなく、絶賛です。うまいことプログラミングされた4D体験は見事でした。特にアクションシーンは身体を飛び出したいほどウズウズして観てた1999年に対し、2019年は席が動くから大興奮でした。そして改めて、マトリックスって最高だと感じることができました。 . マトリックス4楽しみですね。 . #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

ブレードランナーIMAX上映観てきました。しかも国内最大の池袋レーザーIMAX。ブレードランナー好きも観てみたいと思ってる人も、この機会に絶対行くべき価値がありました。 . 高さ18mのスクリーンに映し出される映像は、ラッドカンパニーのロゴから「こんなにデカイのか!?」、2019年のロサンゼルスはこんなに広い世界で、こんなにゾクゾクするものなのか!とまるで新しい映画を観る感覚。 . そして何より音。以前、爆音再上映を観たときは音割れがヒドく、低音が強すぎて睡眠導入剤状態だったのに対し、ヴァンゲリスの美しいサウンドに吸い込まれるようでした。 . IMAX再上映、これから増えていくといいですね。映画の魅力を120%堪能できる技術と環境で、新しい発見と変わらない愛に気づけるはずです。 . #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

今年見逃してた #入道雲 しかし今日暑すぎだし、明日も暑くてツラい(笑)

今年は男同士のバディムービーをよく観てる気がする。 #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

タランティーノ最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 . このブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオのコンビはずっと観てられる。3時間なんて短く感じるほど、実に魅力的なキャラクターコンビ。しかもスタントダブルという設定が斬新ですね。ただ共にする仲じゃない、二人で一つながら生活も性格も違いがある。うーん、やっぱ魅力的ですね。 . 肝心な物語は、もう裏切られましたね、見事に。お得意の偶像劇的展開かーなんて史実が語る終幕を恐れ恐れ観ていたら、、、やられました。 . タランティーノどうしたんだ!?君らしくないぞ!!!と思いながらも、君らしいな!!!とも思う、なんだか悔しい気分ですね。これは是非、シャロン・テート殺人事件の概要を読んで、劇場で楽しんでください。 . マーゴット・ロビー演じるシャロンはまぁ惚れ惚れするほど可愛らしい女性でしたね。これがまた本作が語る物語への感情移入を誘う。さぞ愛された女優だったんでしょう。彼女の愛らしい声を最後に聞けて、僕は幸せでした。 . あと、ブルース・リーのクダリ、僕は好きですよ。加藤って呼ばれてるし。燃えよドラゴンより前の彼はハリウッドで売り込もうと必死であんな感じなんじゃないかと納得して笑ってました。 . なんか思い出してたらまた観たくなってきた。全然強烈じゃないけど、すごく癖になるそんなタランティーノ作品でした。 . #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

エルトン・ジョンの半生を描いた『ロケットマン』 . エルトンの楽曲で彩られたミュージカル作品。最近の伝記モノはいかに本人に似た演技、メイクをするかが評価に繋がる中、この作品はそうではありませんでした。どちらか、ブロードウェイでやった方が面白いんじゃないかなぁ。と思うほどミュージカル色が強い作品でした。 . そんな伝記作品でありながらも、本人に似てる似てないなんて関係なく、観る者を一瞬で魅了させるタロン・エガートンが素晴らしい。幼少期からタロンに移り変わった瞬間、本当に引き込まれました。これはエルトンよりタロンの歌が好きという人も多いかもしれませんね。 . 最後に、この映画を観て、一番心が満たされたのはきっとエルトン・ジョンでしょう。むしろ、許された気分かもしれませんね。愛に見放された少年は、最後には真実の愛と出会い、幸せに暮らしてますとさ。めでたし、めでたし。 . #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

実写版『ライオンキング』。アラジンはガッカリだったので少々心配していましたが。。。 . まずアバンタイトル。この再現ぶりが凄かったです。ライオンはこれなくして語れず。この僅か5分で、完全に実写ライオンキングの世界に入り込めました。 . アバンタイトルが終わると、そこからは、動物へのフォーカスの当て方や、スローモーションの用い方といい、ひたすらナショナルジオグラフィック。アニメでは伝えられない動物たちの生態を細かく描き、新しい理解が深まる感覚。それなのに動物が英語を話していて不思議な気分。超実写とはそういうことだったのか。 . 特筆したいのは音楽。アニメ版ライオンキングを担当していたハンス・ジマーが再び担当。同様の楽曲なのに、実写に合うような力強いアレンジが素晴らしかったです。 . 欲を言えば、あの回想シーンは不要。あれだけ非現実的すぎて、引いてしまった。 . ディズニーの実写シリーズ、総じてアニメと並ぶほど良い作品には出会えないものの、実写にすることで伝えたかったテーマや理解を深めることができるアプローチとしては良いなと感心しました。次のムーランは歴史や伝統が建物や衣装に現れるだろうと思うと、これは実写である意味があるような気がして楽しみです。 . #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録