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My No.1ボリウッドムービー『プレーム兄貴、王になる』がついに日本で公開されました。機内鑑賞で兄貴に惚れ込んでから5年、この日を待ちわびていました。 プレーム兄貴は貧乏劇団の役者。彼の夢は、憧れのマイティリー王女に一目会うこと。そんな王女は数日後にヴィジャイ王子との結婚を控えていた。しかし王子は何者かによって意識不明の重体に。結婚を台無しにすることはできないと頭を抱えた王子の家来は、偶然街で出会ったプレーム兄貴を王子の代役としてスカウト。なんとプレーム兄貴は王子と容姿が瓜二つだったのである。しかし性格はまるで真逆の兄貴は、王子が拗らせていた家族や婚約者との絆を徐々に修復させてしまう。皆が幸せになるにつれ、後戻りできないことに気づく兄貴。そして目覚める王子。果たして兄貴は、王女はどうなってしまうのか。 こういうインド映画を求めてました!と叫びたくなるほどふんだんに盛り込まれたボリウッドサウンドとダンス。近年CG多用が進むボリウッドですが、この映画はドラマ性が強くCGがほとんどないのも素晴らしいポイント。もうサントラを聞くと踊りだしたくなりますね。 家族や婚約者との絆を物語なので、見終わったあとの幸福感もたまりません。兄貴は聖者のような存在です。誰しもが最初から最後まで兄貴に惚れ込むことは間違いありませんね。 見どころはサッカーのシーンです。初見はきっと衝撃なことでしょう。興奮と愛情が溢れかえりそうな感情に襲われました。兄貴と王女の掛け合いに惚れ惚れです。 とにかく、兄貴は映画史に刻まれるほど素晴らしい兄貴です(笑) その魅了が伝わったのか、こんなご時世ですが劇場は老若男女で満員でした。兄貴すごい。兄貴すごいよ。 #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

1917、レーザーIMAX鑑賞、圧倒されました。 1917年、第一次世界大戦下、ドイツ軍の後退に対し、イギリス軍は攻めこむ計画を立てていた。しかし偵察機によって罠であると気づいた将軍は、二人の若者に伝令を伝えた。前線の連帯が攻撃をしかける前に、中止を伝えろと。前線には兄もいる。攻撃が行われるのは翌日。敵味方どこにいるかわからぬ無法地帯を彼らは走り出す。命をかけて。 119分ノンストップ。映像は噂通りワンカットのように1秒たりとも見落とすことのできない。彼らが休むことができないように、観る側も命をかけて共に走り続けました。 物語は多くを語りません。彼らの口から述べられるものと言動だけでした。しかしそれだけでどんな人物像なのかが見えてきます。見終わったあと、あの二人でなかったらこの戦争はさらに悲劇を生んできたと思うはずです。 またセットがとにかくもう素晴らしいですね。人やモノだけでなく、空間演出と時間の再現がすごい。どのシーンもどれだけ広大なセットを作り上げたんだ??と思うほどのスケール。一番のお気に入りは川の水面を映すシーン。あれはきっと、、、映像の魔術。はやくメイキングを観たい。 そして僕らに嫌な予感と緊張感を与えてくれたのが音楽。緊張と緩和、勇気と絶望、苦痛と安らぎ。IMAXで観れなくても、サウンドの良い劇場では観てほしいところですね。 人の描写、背景の描写、すべてをとっても本当に計算づくされた奇跡の一作でした。サム・メンデス監督は、スカイフォールのあの印象的な長回し風なオープニングで惚れ込みましたが、より一層惚れ込んでしまいました。天才的ですね。作るの楽しかっただろうなぁ。 ちなみにブレイク兄弟は、兄はスターク家、弟はラニスター家です。笑 #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

6年履きつぶしたマーチンのチェルシーブーツ。味が出てずっと履きたかったけど、底が穴開き、革も痛みきってきたので、新調しました。二代目をまた履きつぶしていくのが楽しみ。初代、毎日ありがとう。 #ドクターマーチン #チェルシーブーツ #サイドゴアブーツ #赤いブーツはバッファロー66の影響 #チェルシーブーツはビートルズの影響

妻と結婚してからの歴代バースデーケーキ。すごくないですか?毎年毎年手作りで、毎年毎年コンセプトも変えてがんばってくれて、本当にありがたいですね。本当にありがたいんです。ありがとう。

『ナイブズ・アウト』観てきました。これは面白い!なんともまぁ絶妙なミステリー喜劇でした。 大富豪ハーラン・スロンビーが85歳の誕生会の夜に死んだ。死因は自殺。悲しみに暮れる遺族とハーランの専属看護師マルタのもとに、警察から事情聴取の依頼が訪れる。豪邸に集まる遺族たち。そして始まる異様な事情聴取。自殺ではなかったのか。莫大な遺産は誰のものになるのか。そして謎の依頼人は誰なのか。私立探偵ブノワ・ブランが奇妙な洋館自殺事件の謎を解き明かす。 と、ブラン探偵が主人公のように聞こえますが、実は主人公は看護師のマルタ。ハーランと一番親密で、スロンビー家のことも、事件の真相も、すべてを知っている女性。しかし殺害の動機が何もなく、誰よりも誠実で、何より嘘がつけない。そんな彼女がブラン探偵のワトソンとなって事件解明に挑、、巻き込まれる。 マルタと観客は既に真相を知っているから、終始ハラハラが止まらないし、知ってるから笑いも止まらない。ミステリーでありながら、謎を解くことじゃなくて解かれることを楽しむ映画、面白かったですね。 何よりマルタが素晴らしい。アナ・デ・アルマスが終始可愛い。あの何とも言えないダサファッションもたまらない。マルタは本当いい子です。キアヌ・リーブスをハニートラップに貶めるとは思えない。笑 そしてたった130分でしたが、1シーズンのミステリー作品を観てる気分でした。キャラクターの個性と関係性がハッキリしてるから徐々に彼らを理解していくし、思っている以上に展開があって、時間を追ってどんどん劇中にのめり込んでしまう。ネクストコナンズヒントを散りばめていくあたりもニクい演出でした。 最後のジェダイで失望したライアン・ジョンソン監督でしたが、この作品は本当に素晴らしかった。ブラン探偵物語、是非シリーズ化してください。可愛いアナちゃんをありがとう。 #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録

ダ・ヴィンチ・コードの「ロバート・ラングドン」シリーズ出版秘話をベースとして作られた『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。実話は目論見通り流出を避けられたが、この物語では流出の謎を追う物語。 人気ベストセラー小説『デダリュス』の世界同時出版を試みるアングストロームは、9カ国から翻訳家を募った。翻訳のルールは地下シェルターに隔離され、一日20ページずつ。外部との通信を絶たれた完全なる密室空間で行われた...はずだった。ある夜、アングストロームの元に脅迫メールが届く。身代金に応じなければ、出版前のデダリュスを流出させる、と。原稿を知るのは地下の人間のみ。完全密室の中で徐々に疑惑の闇が渦巻き出す。はたして犯人は誰か。 ごめんなさい、この映画は思い出せば思い出すほど、残念でした。 完全密室、容疑者十数人、犯行がエスカレートする度に変化する人間関係、もうミステリー好きなら喜ぶこの環境をとても残念に調理してしまった。誰にも共感できないし、人の繋がりは薄いのに固いから動かないし、かと思えば動き出す動機は薄いし、何より物語が中だったり外だったり、過去だったり未来だったり、その度中心人物が変わったり、でもそれは作為的でなくて、まったくノレませんでした。犯人も犯行も動機もわりと序盤にわかるというか、気づいちゃうし。 つまらなくはないんです。でも面白くはありませんでした。期待が高すぎたのかな。もったいない。 #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録