イップ師匠、あなたはこれからもずっと、私達の師匠です。 霊長類最強の伝説の男、イップ・マン。四作目の今作は、なんと、最終章。これまでも多くの苦労を重ねてきたのに、置いて尚も苦労を重ねられてしまう。観ているこっちが、「もうやめてあげてよ!」と思わず叫びたくなるのですが、それでも戦い続ける師匠。 物語の大半が、弟子であるブルース・リー起因のイザコザなのですが、渦中の当人は美味しい見せ場だけで、ほとんど活躍せず。その後始末を、師匠が片付けていくという展開。「おい、ブルース・リー、なんとかしろよ」と思いながらも、圧倒的な力の差で勝利を収める師匠を観て、「やっぱりあなたは最強です」と満足してしまう、そんなことの繰り返しでした(他の師匠たち、相変わらず弱すぎ)。 いつものことですが、それがこのイップ・マンの醍醐味ですね。師匠のあの、高速連続拳ももう観れないと思うと、悲しい。 ドニー・イェンは、割とイケイケキャラを好んで演じますが、個人的には、イップ師匠やチアルートみたいな、冷静で静かなるマスターをもっと演じていただきたいと思います。ムーランではどうなのでしょうか。楽しみです。 #映画 #映画感想 #映画鑑賞 #映画記録


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