The Hundred-Foot Journey / マダム・マロリーと魔法のスパイス



『ショコラ』でもそうでしたが、ラッセ・ハルストレム監督は日常や(特にフランスの)仕来りにスパイスを少し効かせることで、登場人物たちと観る者を幸せにするのが得意のようだ。

映画を見終わると、まず邦題のセンスの悪さが気になるが、主人公は実はインドの若き天才料理人。食を星の数で評価する国・フランスに訪れた彼の家族たちが、ミシュラン獲得に奮闘するお店(このオーナーこそがマダム・マロリー)と食戦争を開始する。この戦争が勃発してからが、とにかく面白い。登場人物のユーモアさと、目と耳から感じる食の魅力、そして恋のスパイス。寒い季節でも、心がほっとする作品でした。

しかしながら、シャルロット・ルボンは美しすぎる。特に、自転車に乗る彼女は必見です。笑

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