”スペシャル”


『わたしはロランス』という映画を観て来た。


性同一性障害をテーマに、

女の心を持ちながら彼女を愛する彼と、

女性でありたい彼女の13年間。

ミュージック・クリップのような映像と大音量のサウンドが印象的で、

まるでドキュメンタリー映画を観ているような気分のするアート作品。

24歳という若い監督らしく、ふんだんに表現されていました。


この中で印象的だったのが、

変わることのない『愛している』という真実と、

自分の信じる真実から捻れるエゴ。


この作品の二人はスペシャルかもしれないけど、

これらの感情は、誰にでも経験のあることだと思った。


公開は9/7から。

フランス映画好きはもちろん、

綺麗な映画、可愛い映画、

『エターナル・サンシャイン』や『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のような作品が好きな方にもオススメ。

しんみりと、沁みます。


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